優和スタッフブログ

親子愛

先日、京都の南部にある公園に家族で遊びに行きました。数家族が各自遊んでいたのですが、しばらくすると女性が大きな声で怒っている声が聞こえました。その方向を見ると、両親が子供に自転車を教えていました。私たちはバトミントンを楽しんでいたのですが、その最中にも両親が子供を怒る声がいっぱい聞こえてきました。休憩中に、子供が自転車を練習しているのを見ていたのですが、一言も文句を言わないで、ひたすら親に怒られながら、自転車が倒れても倒れても起き上がり練習をしていました。周りからは、気の毒にしか見えなかったのですが、最近ではなんでも学校のせいにしてしまう親が多い中で、これだけ一生懸命子供に教えているのは偉いなと思いました。ただ、少しやりすぎかなとは思いましたが。しばらくすると子供が一人で結構乗れたので、私も心の中で拍手を送ったのですが、あれだけ怖かった母親が子供を抱きしめてあげてすごくほめてあげていました。子供は号泣し、私ももらい泣きしてしまいそうでした。しかしまた、公園一周するまで今日の晩御飯はないでとまた練習を続けました。暗くなってきたので、私たちは帰りましたが、まだその親子は練習しており、その夜、子供が晩御飯にありつけたかは定かではありません。
京都本部 中村


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