「世界をよくするにはどうしたらいいか」
社会科の授業でこの課題を与えられた一人の少年は、あるアイディアを思いつく。それは、一人が三人の人に見返りを期待しないで親切な行いをする。そしてそれを受けた人が、お返し(ペイ・バック)をする代わりに、次の三人に親切な行いをする(ペイ・フォワード)。こうして、一人のした親切な行いが広がってゆき、人類が幸せになる、というものだった。
これは、映画「ペイ・フォワード」の内容で、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、この映画に関連して、「きっと、よくなる!」の著者である本田健さんは、その本の中でこのように書かれています。
「日々の生活の中で、淡々と幸せや喜びの種を蒔いて花開かせていくことが、世界に喜びと幸せを広げる一歩かもしれません」
都市部に住んでいる一人の人間は、1万人から2万人の人に心理的に影響を与えているというデータもあるそうです。そう考えると、私たちは誰もが、それが良いものであれ、悪いものであれ、日々必ず何らかの形で「ペイ・フォワード」を実践していると言えるのではないでしょうか。
私のような活動範囲の狭い人間が、1~2万人に影響を与えているとはとても考えられませんが(笑)、一人ひとりが自分の「ペイ・フォワード」を変えていけば、世界はもっとすばらしくなるかもしれない、なんて考えながら、申告繁忙期後の中だるみを過ごしているのでした。
松山本部 坂野
先日、中学からの親友に 久しぶりに会うことができました。その親友は15年程前にアメリカに行き、今もアメリカに住んでいます。今回は仕事で日本に来ることがあったため空いた時間で少し会うことができました。その親友に「久しぶりの日本はどう?」と尋ねると「マスクをしている人が多すぎる」とびっくりしていました。「以前はこんなことなかったのに」と不思議そうでした。確かに最近マスクをしている人が普通に思えるくらいになってしまいました。アメリカにも少しは花粉症の人はいるようですが、日本とは比べ物にならないようです。現に私も昨年から花粉症になってしまいました。
アメリカと日本でこんなに差があるのは、単に花粉だけの問題ではないのではないでしょうか。これからは、食事・運動・環境にも気をつけていく必要があるのでは。
京都本部 中村
WBCが終わった。かなりの人が観戦していた様である。普段野球を見ていない人も多かった様である。
私もそのうちの一人であった。特に決勝の韓国戦は本当におもしろかった!というか、”はらはら””ドキドキ”・・・でも感動した。終了後の会見だったと思う。誰かの為に自分が何をすべきか、出来るのか常の心の中にあり、体が自然に動いたそうだ。自分の常はどうなのか?これからも、自分に問いかけしっかりと社会に貢献できる様に頑張っていこうと思う。
京都本部 下田
国がここ数年積極的に推し進めてきました電子申告もかなり
浸透してきた感がありますが、経済産業省がさらに推進しよう
としているのが中小企業のIT化です。日本の会社の90%以上を
占めている中小企業ですがIT化が進んでおらず、そのため
なかなか生産性が向上されずにいるのが現状です。国は将来の
経済発展のためには、この中小企業の生産性向上が急務と考え
SaaS/ASPを利用した中小企業のIT化を推し進めようと
しています。SaaS及びASPは広義ではほぼ同じ意味で、
特定及び不特定ユーザーが必要とするシステム機能を、ネットワーク
を通じて提供するサービスのことであり、このシステムによる
財務会計ソフトを利用することにより経営者はインターネットを
通じ、時間や場所の制約を受けることなく自社の財務状況を
確認でき、経営判断に役立てることができます。またこれは別に
経済産業省が推進するリレーションシップバンキング(地域密着型
金融)推進とも連動しているため、金融機関からの融資も受けやすく
なると考えられます。経済産業省はJ-SaaSとして、
サービスの提供を3月末より本格的に開始するとのことで
経営者の方はこのサービスのご利用を考えられてはいかがでしょうか。
京都本部 古吉
先日、たまたま「リッキー」こと浅井力也さんの事についての番組を目にすることがありました。
リッキーは脳性マヒの天才画家と言われ、全国各地で個展等を開催しているということなので、ご存知の方もいるのではないでしょうか。
1984年生まれのリッキーは、出生時のアクシデントで脳障害になるのですが、絵を描くとのに興味を持ち、そのインパクトのある色彩や想像豊かな絵は、小学校の教科書の表紙になったり、在住先のハワイの美術院展などにも入選されたりと、高い評価を受けていらしゃるとのことです。
絵をみると、きちっとしたデッサンや、正確な描写があるわけではないのですが、その鮮やかな絵には暖かな情熱、やさしさを感じる作品のような気がします。
是非、機会があれば皆さんも見てみてください。
松山本部 野上
以前、お賽銭がない時は、笑顔でお参りするだけで良い、という話を聞いたことがございました。その時は、あまり気に止めていなかったのですが、最近、そのことを仏教用語で、和顔施あるいは顔施ということを知りました。詳しくは、無財の七施(地位や財産が無くても誰でもいつでも容易にできる布施の行)の1つで、いつも和やかで穏やかな顔つきで人や物に接する行為のことを指しています。経済環境が悪化し、凶悪犯罪が多い昨今、人や物に対して、七施の心得を体感していきたいと思います。
T.K
平成20年から「ふるさと納税」制度がスタートしました。
「ふるさと納税」制度は、生まれ育ったふるさと、第二のふるさと
心のふるさと、大好きなまち、そんな ”ふるさと” を応援したいと
いう人の思いを実現するために始まりました。
「ふるさと納税」という言葉から、ふるさとにお金を払ったら、自分
の税金が自動的にふるさとに振り替えられると勘違いするかも
しれません。
この制度は、あくまでも寄附ですから、寄附した証明書類を保管
しておいて、寄附した翌年の確定申告期限までに、確定申告が
必要になります。
寄附して終わりではありませんので、確定申告は忘れないように
しましょう。
寄附金のうち、5,000円を超える部分の金額が、所得税や住民税
から控除される制度ですが、他の寄附金の有無や、所得金額、
納付税額により限度額が異なりますので、これから寄附をしようと
考えている人は都道府県および市町村、或いは総務省のホーム
ページ等のモデルケースを参考に寄附金額を決定しましょう。
PS: ”ふるさと”からのプレゼント
「ふるさと納税」のお礼に、その地方の特産品を送ってくれたり、
特典やイベントを用意しているところが多数あります。
お礼の連絡があったり、特産品が送られてくると、”好きなまち”が
”大好きなまち” ”もっと応援したいまち・ふるさと”になるでしょう。
京都本部 N