国税庁の「確定申告書等作成コーナー」で利用できるe-Taxの「ID・パスワード方式」の新規発行が、
2025年10月1日から停止されます。今後は「マイナンバーカード方式」の利用が推奨されます。
ID・パスワード方式は、マイナンバーカードが普及するまでの暫定的な対応として運用されてきました。
しかし、マイナンバーカードの保有率が約8割に達し、「マイナンバーカード方式」の利用者が増加しているため、
今回の措置が決定されました。
政府の「デジタル社会の実現に向けた重点計画」においても、ID・パスワード方式の廃止を含めた検討が
2025年度中に結論を得ることが明記されています。
2025年10月1日以降、新たにe-Taxを利用する場合は「マイナンバーカード方式」をご利用ください。
マイナンバーカードを使ってe-Taxにログインし、申告を行うことになります。現在ID・パスワード方式を
登録済みの方は、引き続きその方式をご利用いただけます。ただし、今後の対応については改めて案内される予定です。
e-Taxを利用するために必要な16桁の「利用者識別番号」の新規取得や、e-Taxへのログインは引き続き可能です。
ID・パスワード方式の新規発行停止は、利用者識別番号とは別の、納税者が税務署で本人確認をした上で発行される
ID・パスワードに関するものです。
マイナンバーカード方式では、マイナンバーカードに搭載されている電子証明書を利用して本人認証を行います。
これにより、オンラインでの申告が本人によって行われたことを証明できます。パソコンにICカードリーダーを
接続するか、スマートフォンにマイナポータルアプリをインストールして利用する方法があります。
今回、ID・パスワード方式の新規発行が停止されることもあり、将来的にはマイナンバーカード方式がe-Taxの
主な申告方法となる見込みです。早めに移行しておくことで、今後の手続きもスムーズに進められるでしょう。
京都本部 安田