優和スタッフブログ

Global standard?

 タイトルを見て、「お、今回は世界情勢についてのカタイ話か?」と思われた方が居ましたらごめんなさい。今回は、先のGWで私が経験した残念な出来事を紹介します。
 「事件」はGWも後半、5月4日に起きました。その日は家族で某F市にある大きな公園に変形自転車に乗りに行こうということになり10時過ぎに自宅を出発。1時間程で目的地周辺に到着しましたが、そこで見慣れない看板を発見!「セルフ式本格讃岐うどん 1玉150円」。
 その道は何度も通ったことがあったのですが、ここ2年ほどは通っていませんでした。安いものとうどんに目が無い私。ちなみに、妻ももうすぐ2歳の息子も麺党。これは行ってみるしかないと、車をUターンさせて案内看板に従い脇道に逸れ駐車場に車を入れて、お店に入ろうとしたその時です。
 店員が出てきて「当店小さなお子様連れの方はお断りしています。」と言うや再び店内へ。そのことを店側に問い質してもみたところでせっかくの休日も台無しになってしまうので今回は諦めました。
 話はここでは終りません。愛煙家の私ですが、子供が同乗している時は車内で煙草を吸わないようにしています。ちょうど店の前に灰皿があったのでそこでちょっと一服。そこに出ていた看板に子供連れを断る理由について書いてありました。要約すると、店としては働く人に安くて美味しいものを“早く”提供したいので小さな子供連れは断っているとのことでした。つまり、子供のようにゆっくり食べられたのでは回転率が落ちると言いたいのでしょう。
 よく日本人は主張が下手な人種だと言われますが、果たして何でもかんでも主張をストレートにぶつけることが良いことなのでしょうか。特に飲食店などのようにお客相手の商売で利益追求の姿勢をあからさまにするのは如何なものでしょう。例えば今回の場合、「当店は本格讃岐うどんの風合いを大切にしているため柔らかく茹で分けることは致しません。」とか「小さなお子様用の椅子・食器等は当店ではご用意出来ません。」といった遠回しな言い方で子供連れの入店を回避することは出来ないのでしょうか。
 日頃、どんなに言葉を尽くしても自分の考えが伝わらないもどかしさを感じている方も多いとは思いますが(もちろん、私もその内の一人ですが・・・)、もう一度本音と建前ということについて考えるきっかけになれば、私の「愚痴」も役に立ったと言うものです。それにしても、うどんの味・・・気になるなぁ。
埼玉本部 粕谷
                                                  
 
 


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