
1.概要
被相続人から相続した居住用不動産(空き家等)を譲渡(一定の要件を満たした譲渡)した場合には、その譲渡所得について3,000万円まで控除するという特例(以下「空き家譲渡の特例」といいます。)があります(措法35③)。
2.申告書作成の下準備
空き家譲渡の特例の適用が可能な不動産を譲渡した場合には、申告書を作成する前段階で、当該空き家の所在する市区町村から、被相続人居住用家屋等確認書(以下「確認書」といいます。)を取得する必要があります。 この確認書の取得のためには、被相続人居住用家屋等確認申請書(以下「申請書」といいます。)を提出しなければならず、この申請書には次のものを添付しなければなりません。
(1) 被相続人の除票住民票
(2) 相続人の住民票
(3) 売買契約書
(4) 閉鎖事項証明書
(5) 水道などの閉栓証明書
(6) 譲渡までの写真
(7) その他一定の書類
以上の書類を揃えて申請書を提出すると、順調にいけば1週間~2週間で確認書を取得することができます。
3.手続規定
相続人から空き家譲渡の特例の相談を受け、適用の可能性が高かったとしても、申告期限までに十分な時間がない場合には、難しい案件になることに留意する必要があると考えます。 この空き家譲渡の特例は、手続規定が厳しいので、申告書はもちろん添付資料についても期限後の提出を認めていません(災害等の宥恕規定はあります。)(措法35⑫)。
したがって、当初申告ですべての書類を揃えて提出しなければ、原則として適用が受けられないことになります。
今回、個別の適用要件や計算方法には具体的に触れておりませんが、出口に至るまでには、細かな要件等の確認を重ねる必要があるかと思われます。
茨城本部 宮本
嬉しくない新型の流行です。
昨年末に中国湖北省武漢市を中心に発生した新型コロナウイルスを原因とする肺炎が、短期間に世界中に広まっています。日本国内でも2020年1月15日に武漢市に渡航歴のある人からこのウイルスが検出されて以来、毎日新たな感染者が確認され続けています。
2020年2月6日の中国政府の発表によると、この新型コロナウイルスによる肺炎の感染者は、2万8千人を超えたそうです。
…毎日こんなニュースを聞くたび不安が募りますが、手洗い・うがい・マスクの着用など出来る限りの予防策を講じることしか、策はなさそうです。繁忙期真っただ中、健康管理を怠らずに業務に勤しみたいと思います。
東京本部 酒井
東京商工リサーチが昨年11月に公表した2019年「後継者不在率」調査によると、中小企業で後継者が決まっていない「後継者不在率」は55.6%と、半数以上の企業に及ぶことがわかりました。代表者の年齢別では、60代が40.9%、70代が29.3%、80代が23.8%で、代表者の高齢化が後継者難に拍車をかけている状況も浮かび上がっています。産業別では、人手不足の影響が深刻な労働集約型の「サービス業他」、「小売業」などで後継者不在率が高くなっています。この状況が続くと、新設法人数が減少している「小売業」は衰退し、国内市場の拡大と健全な競争環境の維持に影響を与えかねません。
後継者ありと回答した企業8万4579社のうち、同族への承継を予定している企業は5万7187社で約7割を占めています。従業員へ承継する「内部昇進」、社外の人材に承継する外部招聘は、いずれも20%を割り込んでいます。
一方、後継者不在の企業10万5942社を対象に、中長期的な承継希望を尋ねると「未定・検討中」が半数を超えました。まだ、現場では事業承継への方針すら明確でない、あるいは計画できない企業が多いことがわかりました。また、頭では理解できているとしても、「会社を売却・譲渡」「外部からの人材招聘と資本受入」への抵抗が根強い傾向にあるようです。
このような事業承継に対して、経済産業省・各経済産業局が「事業承継引継ぎ支援センター」を開設(運営は各自治体)した他、民間のM&A仲介、事業承継時の相続税・贈与税の納税が猶予になる事業承継税制を設けました。中小企業白書(2017年版)によると、後継者の選定から了解を得るまでに要する期間は、承継準備が不十分な場合だと3年以上かかると言われています。事業承継には長い期間が必要で、高齢になるほど時間的猶予は短くなってしまいます。後継者が決まっていない場合、代表者の急病や死去などで事業継続が困難なケースも起きる可能性があります。
京都本部 細井
1/17金曜日自宅の玄関を開けると送り状に “活ホタテ” と書いてある発砲スチロールの箱が置いてあった。
次の日の午後ネットでさばき方を覚え、3時から開始。
手の平サイズのホタテが20個入っていた。
1つ目は貝が多少開いているものを取り出し、その開いているところを左手の人差し指と親指を入れて閉じないようにし、右手でナイフを貝柱の下の部分を刺したところ凄い勢いで貝が閉じ、思わず悲鳴をあげた。
その後数回刺すとすぐに貝が力を無くした状態になり貝から外すことができた。
貝柱、ヒモ、生殖巣、エラ、ウロに分け、エラとウロは食べることができないため処分。
最終的に作業時間は5時30分に終了。
5個の貝柱とヒモは刺身にし、残りはバター醤油で2日間おいしくいただきました。
始めは面倒に思いましたが、5個目くらいから慣れてきて、貴重な体験をした1日でした。
埼玉本部 藤田
同じ話題?!と思いながら…
先日スキーに行ってきてました。今までも12月に行った時に、まだ雪少ないね~なんて会話したこともありましたが、1月も半ばだというのに、ところどころ土が見えている状態。
それでも今回行ったスキー場は何とか滑ることが出来ましたが、近隣のスキー場は完全にクローズしているところもあり、暖冬による雪不足の影響が大きそうでした。
雪不足とは関係ありませんが…
スポーツジムに通い始めて1年余り、筋肉痛になることもなく、3日間スキーを満喫できました。(〃艸〃)
引き続き、ジム通いしながら、健康な体つくり?ストレス発散?、これからの繁忙期を乗り切っていきたいと思います。
茨城本部 香取
今年は、暖冬の影響もありあちこちで雪不足の影響が出ているようです。スキー場がオープンできなかったり、雪まつりが中止や延期になっているところもあるようです。個人的には、暖かく雪が降らないことはありがたいのですが、冬は冬らしくないと色々なところに影響が出るばかりでなく、経済的にも悪影響が出てしまうと思います。雪の降りすぎも困りますが、これから寒くなり雪が降ることを期待します。 東京本部 佐藤
昨年12月、2020年度税制改正を議論する会合に訪れた議員秘書らから、紙の資料がない事に対して困惑の声があがったそうです。税制面でも電子申告や証憑のデジタル保存など、常に変化を続けています。そんな中、2020年度の税制改正大綱が発表されました。
海外不動産への投資を通じての節税の制約など、高所得者には負担が増加していますが、。全体的には増税項目を抑えつつ、確定拠出年金(DC)や少額投資非課税制度(NISA)といった長寿社会に備えた資産づくりの拡充策も盛り込まれています。
個人型DC(イデコ)とNISA(少額投資非課税制度)の両制度を比較検討してみたいと思います。
NISAは2014年に始めた個人投資家を対象とする少額投資の非課税制度で、日本に住む20歳以上の方が、株式や投資信託によって得た運用益(売却益、譲渡益、分配金等)が非課税になる制度で、新規に投資できる期間や投資対象商品等によって、「一般NISA」と「つみたてNISA」に分類されます(なお、ジュニアNISAは投資期間が2023年で廃止予定)。
「つみたてNISA」は低リスク商品に投資を限定するもので、投資初心者でも選びやすい商品となっています。
イデコとの比較でいえば、イデコが原則60歳まで引き出しができない一方で、NISAはいつでも引き出すことができるため、柔軟に資金計画を立てることができます。また、口座開設や維持費も、つみたてNISAは無料です。
一方で、イデコは拠出金が所得控除の対象とされ、所得税が優遇される一方で、つみたてNISAは、所得控除の適用はありません。また、つみたてNISAであっても、利益保証をしているわけではないことには留意が必要です。
以上のメリット・デメリットを比較して、今後の資産形成の参考にしてみてはいかがでしょうか。
京都本部 坂口
初詣
今年の初詣は、川口の鎮守氷川神社に参拝してきました。
こじんまりとした神社ですが、三が日は結構な人出でした。
川口オートレース場の近くということもあり、
オートレース場の駐車場が神社の臨時駐車場になっていました。
訪れた日は風は少し冷たかったものの、
日差しは暖かく、のんびり参拝するのに良い天気でした。
そして、神社といえばやはり御朱印。
鎮守氷川神社の御朱印は正月限定のものでしたが、書き置きの御朱印紙でしたので
行列ができることもなくスムーズにいただけました。
神社の入り口近くに少し小高い丘のような富士塚があり、
こちらに登ると富士山に登ったと同じ御利益があるそうです。
その頂上に鎮座している『撫で犬』像をなでなでして家内安全を願ってきました。
今年も皆様にとっていい年になりますように。
鎮守氷川神社
https://chinjyu-hikawa.or.jp/
埼玉本部 古瀬
明けましておめでとうございます。
2020年のお正月は晴天に恵まれ気持ちの良いスタートとなりました。
今年はいよいよ東京オリンピックの年。 暑すぎる夏を無事に乗り切ってほしいと思います。
東京本部 牧野
人はたくさんのものを食べて生きています。米・野菜・肉・果物・水・・・、とてもではありませんが、多すぎて列挙することはできません。また、それぞれの食べ物は直接は見えませんが、生産者の方が丹精込めて一生懸命作ってくださったものです。先日、肉牛や肉豚の農家の方とお話したのですが、私たちが普段食べているお肉は、屠殺⇒カットされ、流通過程を経て、食卓に並べられています。上手な表現が思い浮かばないのですが、命の大切さや作ってくださった方への感謝の気持ちをもたないといけないと感じました。令和元年も残すところ1週間となっております。いよいよ寒くなってまいりますので、風邪に気を付けてご自愛くださいますよう祈念しております。
茨城本部 楢原 英治