
5月もゴールデンウィークを迎えたと思ったら、はや半ばに差し掛かろうとしています。
3月11日の東北大震災からちょうど2ヶ月になりますが、日本国内では政治や経済などでいろんな動きがあったように思います。
松山には道後温泉周辺にたくさんの宿泊施設がありますが、そこに勤める友人に聞くところによると、自粛ムードで未だ嘗てないくらいキャンセルが相次いだということでした。
また、千葉に住む中国人の友人は福島第一原発の状況を見て、震災の1週間後には中国に一時帰国していました。
ほんの数分間地面が揺れて津波が襲ってきたことにより、今までの生活や多くの人の人生が一瞬にして変わってしまったことに、改めて事の重大さを実感します。
今週、東海地震の震源域に位置する浜岡原発が政府の要請を受けて運転停止の決定をしましたが、愛媛県にも伊方原発があります。
伊方原発も四国を横断する活断層の真上に建っていますが、おそらく地震が起これば危険に晒されることになると思います。
日本の安全神話が崩壊した以上、今後生活の豊かさを求めるのか、それとも生活の安全を求めるのか、真剣に考えなければならない時期に来ているのかなと思う今日この頃です。
松山本部 西川肇
京都の5月を彩る祭事に葵祭があります。
葵祭は、京都3大祭のうちの1つで「日本最古の祭り」と言われ、京都がまだ山城国だった古墳時代に始まった祭りといわれております。その様子は、馬には鈴をかけ、人は馬に乗り、盛大に駆け巡って五穀豊穣を祈るというものです。後に斎王の女人列が加わり、現在に近い形になりました。現在では一般的に知られているのが「路頭の儀」と「社頭の儀」ですが、ハイライトは何と言っても平安装束をまとって都大路を練り歩く路頭の儀、いわゆる行列です。
京都の大学生であれば、この行列を身近の感じる機会があります。指定大学の学生はアルバイトとして行列に参加することが出来るのです。
ところでこのアルバイトでは、装束を選ぶときに鉄則があるそうです。
それは、「派手な色を選べ。」です。これは、派手な色の装束の方が身分の高い人の衣装であり、重いものを担ぐ確率が少ないそうだからだそうです。
まさに学生の街、京都ならではのアルバイトであり、学生にとっては貴重な経験になるのだと思います。
今年の葵祭を見る機会があれば、ぜひ行列の「衣装の派手さ」と「担ぐもの」に注目して下さい。
京都本部 太田
今日は、一年のうちで最も着物姿を見かけると言っても過言ではない成人の日。そんな本日付の京都新聞によると、京都府自転車軽自動車商協同組合は、着物で乗れるオリジナル自転車の製作を進めているそうです。
着物はズボンのように足に沿わないため、サドルは前方がとがった通常の形ではなく、丸みを帯びたものを開発中。フレームは「ロングクロス」という形にして足でまたぐ位置を下げ、車輪は足の動きを小さくするため小さめの20センチも用意。このような工夫により着物での乗りやすさを追求しているとのこと。エコ志向による自転車人気を追い風に、京都らしい自転車で、量販店や大型店に押されている「町の自転車屋さん」の活性化にもつなげていく狙いだそうです。
着物に関わる人の多い京都ならではの発想だなあと感じますが、近い将来、着物で自転車に乗って走っている方をお見かけするのが楽しみです。
京都本部 枡岡
先日、京都の左京区「哲学の道」沿いにある若王子神社近辺を散策してきました。
紅葉ということもあり、すごい賑わいになっています。
もう紅葉も落葉はじめとなっていますが、季節によって様々な雰囲気を見せてくれて、私の京都で好きな場所の一つになっています。
明日の京都はとても天気が良いようですが、今日の嵐のような天気に紅葉が耐えてくれればいいのですが…
春には、哲学の道沿い全てに桜が咲き凄く綺麗に桜が見られる場所にもなっています。
そして話は変わりますが、若王子神社の近くに自然を感じられ、きれいに光を取り込んでくれる住宅設計を手がけている建築士の方がおられます。
もし心が和やかになる住宅を建てようと思われている方がいましたら、是非一度相談に行かれてはと思いご紹介させていただきます。
設計事務所のホームページです。
横内敏人建築設計事務所
http://www.yokouchi-t.com/index.html
京都本部MK
航空自衛隊岐阜基地の航空祭に行ってきました。岐阜基地の
航空祭は、埼玉の入間基地と並んで日本最大級の航空ショーで、
特にブルーインパルスが見られるということで人気の航空ショー
です。朝の5時に起きて現地に着いたのは始まる直前の8時過ぎ。
話には聞いていましたが、想像以上の人でした。
今年はブルーインパルスが発足して50周年ということで、
いつもより多かったようです。(後で聞いたら14万人の人出
ということでした。)
8時半ちょうどF4、F15戦闘機が飛び立ち、ショーは始
まりました。とにかくジェットエンジンの爆音が凄まじく、
基地周辺に住んでいる人は大変だなと思いましたが、ショー自体は
素晴らしく、特に初めて見るブルーインパルスの曲芸飛行(?)は
見応えがありました。
家族サービスのために渋々行った航空ショーでしたが結構楽しめ
ましたよ。関西圏にお住まいの方は、是非来年行かれることをお勧
めします。
京都本部 古吉
9月20日付けの京都新聞に、宮津市で祇園祭のちまきに使われるササの出荷がピークを迎えているという記事がありました。祇園祭のちまきは、元々、京都市左京区の花脊という地域のものを使用していたそうですが、鹿の食害などで激減した3年前から、葉の形や質の似ている宮津市のものが使われるようになったそうです。今年は8月末から出荷を始め、これまでに11万6千枚をすでに出荷したとのこと。宮津市の農家から出荷されたササは、花脊地域の農家で天日干しをするそうですが、これから秋を経て冬へ向かうこの季節に祇園祭のちまきに使うササの準備が始まっていることに驚きました。
祇園祭のちまきは厄除けとして各鉾や山が販売するもので、調べたところ31種類あり、その昔、スサノオノミコトが蘇民将来という貧しい者の家に宿を求め、あたたかいもてなしを受けた際に、そのお礼として一家の子孫を疫病から守ると約束したことから始まっているそうです。
宮津市の地元ではササが使われなくなってきているそうですが、昔から伝わるこの粽を残すためにも良質のササ作りを続けていっていただきたいと思います。
京都本部 M
祇園祭も終わり京都は夏真っ盛り、毎日暑い日が続いています。
さて、夏の風物詩「怪談」、KBS京都放送でも週末の深夜にいろいろな怪談を放送しています。
私は小学校の頃、四谷怪談を知りましたが、しばらくは夜な夜なその情景を思い浮かべ怖い思いをしていました。。
怪談と呼ぶのは若干違いますが、京都で有名なものに「丑の刻まいり」がありますが、こちらの舞台が貴船神社と言うのはよく知られています。
話の元は恨みを持った女性が恨みを晴らすため貴船神社に願をかけ、その啓示により宇治川に浸って鬼になる、というものだそうです。
この話には陰陽師、安倍晴明や源頼光なども登場するのですが、最後は宇治橋の守護をする橋姫神社に祭られたとなっているようです。
橋姫は人を待つ女として和歌に詠われる面もあるようで、神様も二面性をもつものとして表されているのかと思います。
宇治橋姫神社
http://www3.ocn.ne.jp/~tohara/hashihime.html
http://www.geocities.jp/miniuzi0502/jinjadistant/kyoto/hashihime.html
貴船神社
http://kibune.jp/jinja/
京都本部
二神 幸彦
7月24日、還幸祭(かんこうさい)が行われました。
還幸祭は、1週間、四条御旅所で滞在された八坂神社の3人の祭神(中御座、東御座、西御座)が、昼間の花傘巡行の後、神輿に乗り夕方から氏子町内を渡旅し、八坂神社に還幸する祭です。
山鉾巡行のようないわゆる上品な感じとは異なり、男の祭りという感じで、最近は随分人気がでてきているようです。
私の家の前を通る関係もあり、知り合いを家に呼んでみんなで見たのですが、みなさんお祭りが好きなようで、思った以上に喜んでもらえました。
あと少しで祇園祭りも終わりですね。
京都本部 中村
雨と紫陽花がよく似合う季節になってきました。
紫陽花は、「水の容器」といわれる日本が原産地の花です。
種類や咲く場所によって違う雰囲気をかもし出し、お寺などに咲いていると幻想的な雰囲気を感じさせてくれます。6月から7月の上旬に掛けて見頃の花であり、京都でも紫陽花の花が見られます。
今週から梅雨入りでジトジトした季節になり、雨の中を歩いているとどうしても雨に濡れるのが嫌で早足になってしましますが、梅雨の時期に咲く花、紫陽花!!を見かけた際にはふと足を止めて、見てみるのも雨の日の楽しみ方の一つではないでしょうか。
京都本部櫻井
5月30日は消費者の日。
消費者を取り巻く間環境は、近年多様化・複雑化しており、
悪徳商法などの被害にあう方もいます。
そのようなトラブルに巻き込まれないために、と市内で
「消費者の日」記念集会が29日に行われました。
弁護士の先生の講演やワークショップなども行われ、
大勢の方が参加していました。
私はその中のアトラクションで、火災報知器を高額で販売されるケースや
総務省の関係と名乗って地デジに必要な器具を売りつけられるような被害を
お芝居にしたものに出演しました。
時折笑いもおこり、楽しく観て頂けたと思います。
少しでもこのような被害がなくなることを切に願います。
松山本部 渡辺