優和スタッフブログ

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復旧か再開発か

先日、ニュースで東京駅丸の内駅舎の復旧工事が完成し公開されていました。
資金は、空中権の売却により500億円を捻出したとか。
10月1日グランドオープンだそうです。
これに対し、東京中央郵便局は重要文化財の指定の要望があったのですが再開発されました。
当時の鳩山総務大臣と西川総裁のやりとりは記憶に新しいところです。
JPタワーとなり来年開業予定です。
建物の外観について、「歴史的価値の保存」と「経済合理性の追求」が隣接地で全く逆の結論に至ったのは興味深いです。
そして、辰野金吾設計で重要文化財に指定されている日銀本店が日本橋にあります。
この建物は復旧工事となるのでしょうか、それとも再開発となるのでしょうか…
茨城本部 安藤


外資系生保会社の日本撤退

  9月8日付け日本経済新聞社の一面にING生命が日本の生命
保険事業を香港の実業家グループに売却し、日本から撤退する
という記事が載りました。翌9日同社はホームページにおいて日本含む
アジアの生命保険事業について事業売却に向けたプロセスを進めて
いると伝えています。
  ING生命と言えば中小企業の節税、相続対策、事業承継等に
フィットする保険商品が多く、中小企業の経営者の方にとっては
馴染みの深い保険会社だと思います。同社に限らず、外資系の生命
保険会社が何らかの理由により、日本の市場から撤退するということは
今後も十分考えられることですが、既に契約をされている方にとっては
撤退後,当初の契約通りに履行されるか気になるところです。この点に
ついてですが、日本においては外資系保険会社が撤退する場合、勝手に保険
契約を終了させることはできず、必ず引受会社に包括的に移転される
ので心配する必要はありません。とは言え、親会社が変わるなどした
場合、人員整理などにより若干サービスに影響があるかもしれません。
そのあたりは既契約の保険会社の方に事情、今後の方針等を
よく聞く必要があります。
  保険の契約時には会社の状況、事情、相続などを慎重に検討し、
加入したはずです。撤退等の報道によりあわてて解約するとかえって
大きな損失を被ることにもなりかねませんので冷静な対応が必要です。
   京都本部 古吉


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