優和スタッフブログ

日常生活

価格差別

12月も後半に入り本格的な忘年会シーズン到来です。
街では居酒屋のクーポンを配る人も多く見かけられます。確かにクーポンを使うと得した気分になりますよね。私もクーポンがあるからそのお店を選ぶということもあったりします。
そんな時にふと思うのがクーポンではなく値下げでいいのではないかということです。そもそもクーポンを作成すること自体にお金がかかります。配ることにも労力が必要です。特にこんな寒い季節に外でクーポンを配るのは大変です。そんな風に思うこともあるのですがこれは企業ができるだけ収入と利益を増やすための「価格差別」という戦略だそうです。
「価格差別」とは高く買ってくれるお客様にはできるだけ高く売り、安くしないと買わないお客様には安く売るという戦略です。企業が「価格差別」を行うには高くても買うお客様と安くしないと買わないお客様を区別する必要があります。その為の方法の一つがクーポンを配るということです。つまりクーポンを利用する価格に敏感な人はクーポン券を使用して安く買うことができ、クーポンを捨ててしまう価格にこだわらない人はクーポンを使用せずに高く買うことになるのです。
クーポンのことばかり気にしていては選ぶお店の選択肢が減ってしまうということもありますが企業の思惑を知った上でクーポンを上手く利用すればお得に飲めるのではないでしょうか。
京都本部 金山


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